コンバージョン・アップは科学である~CRO講座2 続き

コンバージョン・アップは「仮説を立てて、それを検証する」ことの繰り返し

あるサイトで成功したコンバージョン・アップの手法が別のサイトでは上手くいかないのは良くあることです。
商品の内容や価格、訪問客のルート、検索エンジンから来る場合であればどういったワードで検索して来るのか、などの条件が違うので、それは当然のことと言えます。

先ののBettingExpert.comの例では、もっと中小のサイトであれば、逆にコンバージョンは上がったかもしれません。実際そういった例もあります。

科学

他の例でも説明します。
サイトを作成する場合1ページの長いセールスレターにするか、複数のページにして1つ1つのページは短くした方がいいかは、訪問客の属性や売っている商品によって違ってきます。

Pipedrive.com は顧客マネジメント用の管理ツールを売るサイトです。
ここはもともとは長いホームページでしたが、長さを1/3程度、従来のページのヘッダー部分のみにしたところメールアドレスの登録者が300%増えたそうです。

サイトを短くしてコンバージョンアップ
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逆の例もあります。日本でも有名なSEOのMoz.comはサイトを長くしたことで、売上が4ヶ月で170%アップしました。

長いデザインで売上アップ
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2つの例の違いには、コンバージョンの目標の違い(Pipedrive.comは無料登録、SEOMoz.comは高額な商品の販売)が主な要因と思われますが、その他に訪問客の属性や両サイトの業界での地位などいろいろな要因が考えられます。

このように、同じ条件というのはないので、あなたのサイトにあったコンバージョン・アップの手法が必要となってきます。そのためには「仮説を立て、検証する」という科学的な姿勢が欠かせません。

すなわち、あなた自身が、アクセスの解析や訪問客とのやりとりをもとに、あなたが訪問客だったらと想像をめぐらしながら、いろんなアイデアを考え、実行し、その結果を確認し、次のアイデアにつなげていくこと(PDCA)を繰り返すことがと大事だと思います。

*補足
情報商材ではおしなべて1ページの長いセールスレターで売るやり方をしていますが、おそらく米国のE-Bookの販売サイトの影響だと思います。同じ英語圏でも、英国では逆に短いサイトの方が好まれるそうです。このあたりのことを考慮すると、日本の情報商材でも価格の安いものの販売は、もっとすっきりしたものにした方がコンバージョンが上がると思いますが、いかがでしょうか?

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